楽描きに覚書きに

ぽっぽアドベント2023「NEW WORLD」の5日目担当のななしです。

アドベント一覧はこちら!

adventar.org

 

嫌な思い出があったものを好きになるpowefulな出会いの話を読むとこちらまで嬉しくなります!「まつわる記憶にろくなもんがない」から自分には…と距離をとってしまった色々を好きになりたい気持ち隠さなくていいのかも…と勇気をもらう、

4日目のかこQ(オザキ)さんの記事はこちら!

honmaka-sayoka.hatenablog.com

 

今回も長いので、先に予告をします!

6日目のアドベントは、「限界まで質素な弁当について」

限界…それは一体…?と気になってしかたがない、あとりさんの記事です!

whatsin.hatenablog.com

 

はじめに

 Twitter(現X)では、観に行った舞台の絵をたまに描いています。

舞台が好きなのと舞台は映像…が残らないことがほとんどで……。

絵を描くってなんて時間のかかる!!とちゃんと完成させようとするたびに新鮮に驚きつつ、それでも描くのを止まないのは好きなものを絵を描くのは楽しいのと

時間が経って見返すと記憶を呼び起こすフックになるのがうれしいから。

それから、記録をつけるというと仰々しいですが、描き/書き留めておくのが好きなんだと自覚しました。

 

 たまに映像化(放送、配信)もあり、その一報にはやったー!!とはしゃぎますし、忘れてたくないと描いている気持ちとしては、舞台の映像が残るとなれば嬉しいんですが…。

映像が残ったとしても、いざ映像版を観れば正直複雑です。

舞台は席位置で見え方も違うし、公演期間中で演出や演技が変わっていたりします。

これはもうわがままとわかっていても、舞台の映像残っても自分が観た舞台とは違う形。あの場であの瞬間に観たものはやっぱり消えてしまう。

映像化への意見をもっと言えば、その場面は引きが良かった、どうしてそのシーンを正面からの映像ではないのか、観たいキャラクターは見切れている…などの映像としての編集やカメラワークを凝りすぎて、観づらくなってしまったり…と舞台を映像化する際のどこまで舞台としての映像にするかという課題は常に感じます。

そうは言っても映像化するでじっくり観られるようになる、様々な事情で劇場に行けない人が作品を観る機会にもなるので、舞台としての形が100%残せなくても、0より、40でも60でも75でも残った方がいいので舞台の映像、アーカイブ化していって欲しい!!

 少し話が逸れました。

 映像化するとじっくり観られるようになることは本当にありがたいです。

舞台を観るとき全景で観る良さもわかりつつ、俳優の演技をつぶさに観たいときもある。

かといって表情をアップにすると全身が観られない…と色々とこだわりがあります。

じっくりと演技を味わいたい…。

もっと言うと、好きな作品で好きなキャラクター、思い入れのある演技を手軽に見返したり、一時停止とかしながら観たい。

 

そんな思いが叶いました!

今年のNHK連続ドラマ『らんまん』で!

 

舞台ではないのですが、映像作品は完成されたものでしか観られない分、自分が観たものとは違うと違和感を持つことが少なかったのも映像に残らなかった何かに執着しようがなく、諦めが尽きます。

何より本当におもしろさと演出とカメラワークと絵づくりの好みが合致したというのが本当に大きいです。

『らんまん』は演技を観る点においては舞台を観ているときの感覚にかなり近いものでした。

 

この『らんまん』を見るきっかけとなったのは、亀田佳明氏が出演するからでした。*1

 

 2019年12月に観た『タージマハルの衛兵』*2から亀田佳明氏の出演する舞台を観に行っています。

凄い俳優さんがいる…他のお芝居も観てみたい、他の作品ではどんな演技をしているんだろうと気になり、

出演作を観るごとに彼の演技に心揺さぶられることが多く、活動を追っています。

 舞台での活動*3を主にされているようで、これまでの映像作品の出演はあまりありません。

舞台の映像化もそんなにされてません…。しかし、近年観られる機会が増えました。それはまたのちほど…。もしくは目次からどうぞ。

 

主人公のモデルとなる牧野富太郎の一生なら作中は明治から昭和あたり、この時期の服飾が好きなのでそれを見るにもNHKの朝ドラなら衣装にも期待ができるだろうと楽しみに。

何回か出番があるのかな、ちらっと見えた衣装は和装のようだったけど、せっかくならあの時期の洋装姿もあるといいなと思っていました。

 

 結果的に野宮朔太郎登場回は15回(+回想シーン2回)…そして、最終週まで登場しました。

物語における野宮朔太郎、野宮さんがとっても魅力的でした。

 また『らんまん』の野宮朔太郎は舞台で観たときに感じる亀田佳明の演技の魅力が存分に味わえた作品でした。
作中で長台詞、朗読もあり、観てみたかった老いの演技も観られ、映像作品だからこそ表情や手のアップといった細部の演技もじっくりと味わうことができて…本当に楽しい半年間でした。

 録画もしていましたが、観たい!からのアクセスの速さ、観るための手軽さ、NHKオンデマンド(月額990円)があるのもよかったです。

 

この年末に『らんまん』の総集編の一挙放送があります

野宮さんは物語のキーとなる場面を担当するので登場週の総集編には大体出ています。

 

らんまん総集編一挙放送

NHK総合・BS 

2023年12月30日(土) 

[前編]午前7:20~8:45 

[後編]午前8:45~10:10  

https://x.com/asadora_nhk/status/1727207787774489069?s=20

 

野宮朔太郎を観る『らんまん』

ここからは、本編の感想です!

『らんまん』の1日15分間の盛り上がりもしっかりありつつ、1週間を通して見たときの中編としての収まりの良さ。半年間の長編としてもとっても好みの物語。

全編通して重くなりすぎず軽すぎず15分。出てくる登場人物それぞれに生活と人生が垣間見え様々に入り組んだ物語でありつつも、軽やかさと晴れやかさのある観やすいドラマでした。

 

 

あらすじや展開についてはあんまり説明していません。

 

ここに載せていく絵は元々UPするつもりはなく練習と感想の覚書を兼ねてのものなので雑だったり未完成なものが多いですが、そのときにわー!!と描いてた記録として好ましいと思ったのでそのままです。

 

第8週

37・38話

野宮さん初登場回。

 

野宮さんがどういう人かまだ分からない中で、逆光であんまり印象良くなく不穏でいい。

あと思い返すとここで窓が開いているということは…

 

38話

台詞と声色と言い方で野宮さんが生徒とどう接する先生だったかみえてくる。

ですかの三連続でニュアンス差が伝わってくるの本当にすごい。

脚本が演じる俳優信じてないとできないでしょ!?と思ってたら、脚本の長田さんが亀田さんを推薦したとのことで…合点がいくとはまさにこのこと。

万太郎も神の視点の視聴者もこのときの野宮さんの表情を知ることはできない……

声色が…本当に……雄弁で…すごいので観て聴いてほしいシーン。

諦観とも自虐的なものとも人間の感情って複雑で一つの言葉で言い表せることって少ないよな…となる。

野宮さん!!?!そんな表情豊かで大きな声が!?!!!

構図いい〜〜不穏〜

「逆らってはいけませんよ」

 

野宮さんいいキャラクターなのでまだまだ出てほしいけど、いい脚本のすごく好みの演出でいいお芝居を観られたからこれで満足…とも思いました。

 

 

第11週

54話

ふっと田邊教授の部屋の先に視線を向けるときの影の落ち方が凄い…!!

 

『らんまん』の好きなところを一つ。

『らんまん』の学校の窓は室内にいるキャラクターの他者と距離感、状態を示すものものとして使われているように思われます。

野宮さんと大窪さんは学生達の笑い声に開いた窓に近づき、その姿も見ている。学生にかける言葉も野宮さんと大窪さんとの違いが良い。とってもそれぞれらしい。一言にもその人物の人となりが強く反映していて。

田邊教授は外から聞こえる学生達の笑い声を遮るように窓を強く締めます。

徳永教授は笑い声に気付き外に目を向けた開いていた廊下の窓から朝顔に手を伸ばし、微笑む。

 

画工という立場から万太郎を植物学者であるとちゃんと言葉にする野宮さん…….

大学に直接属していないことから取れる行動でもあり、画工として絵の評価に留めつつも野宮さんがいの一番に万太郎に植物学者である伝えてくれるののが万太郎をちゃんとみてくれる「大人」がいてよかったな…とうれしくなりました。

第16週

79話

波多野くんの言葉に息を呑みながら耳を傾ける様子がすごく好きでした。

その言葉に心を震わすような表情も絶妙でした。描けません。悔しいー

瞳の中の光の入り方がすごい。

私の絵柄と描き方の癖で瞳にハイライト入れることほぼないのと、亀田さんの演じたキャラクターの印象としても入れないのですが、野宮さんは入れます。入れなければと強く思う。

 

野宮さんが絵を描くことにおいては、思いが強くてそれもとっても好きでした。

「生活のためですよ」と言っていたのに、割り切っていた気持ちが段々と万太郎の絵に感化されていくのがとても丁寧に描かれていて。

波多野君に「万さんにだって描けない」と言われてたときの目の輝きと「牧野さんにも…」と溢れる言葉に万太郎には描けないものを描こうとする、ある種の貪欲さと絵を描くことに執着する意地をみました。

絵を描こうという出発点と目的は人それぞれですが、

「描いてみたい」と少し熱に浮かれるように語る野宮さん穏やかな人柄の中に熱いものが燃えているようで…。

 

波多野くんと野宮さんのコンビ結成時のやりとり。絵があまりに雑なのですが、ここの言い回しが好きなので…。

波多野は殺伐とし始めた大学でたった一人の四年生となり、後輩の指導に教授達とのあれこれ。さらにこれまで苦楽を共にした同級生の藤丸は自分に相談もなく休学。

「さびしくて死にそうだったのに」はそうだろうな…と思うと同時に

波多野と会う前に万太郎のような絵が描けないなら田舎に帰れ!!と田邊教授から言い渡されてる野宮さんは「と死にそうな気分」。

失職の危機の前にこの言い方。重く受け止めすぎていないような図太さも感じつつ、すぐに波多野さんに教えを乞いに行ったりしていますし、悲観する前に行動を起こす人なのかなとかポロッとでた一言に野宮さんの人となりがみえるような。

第17週

83話

野宮さんっ!

触れられてませんでしたが、田邊教授にちゃんと気をかけているのは野宮さんだったなぁと思います。



長台詞だ!!!

この台詞が後々に響きます…

第20週

「あんな顔」の声色に田邊教授の喜びに寄り添う野宮さん思いとか…なんか……そういう…色々なものが…詰まってる

 

短い出番ながら田邊教授を見てきた人として野宮さんの存在が際立つ回でした。

第22週

106話

 

大学に残った野宮さんの服装が洋装になり一新されているのに対して、

7年前と変わらない格好の万太郎。7年前に作った一張羅がそのまま。

大窪さんが言うように7年間大学にいた野宮さんは助手になり、給金も上がって…

万太郎が大学に戻ってきた回(106話)に野宮さんがいるだけで万太郎の現状の苦労と大学に残っていたならのもしも…と思ってしまう存在がいることになる…

と感心してたシーン

 

110話 

「俺は画工ですよ」の言い方が…すごい……….

 

万太郎を植物学者の絵と言った野宮さんが波多野くんに「今は植物学者です」と言われてるのあまりに美しい展開…。

銀杏の精子(精虫)を発見した野宮さんと波多野くんコンビの物語としても最高潮であり、物語の前の印象的な台詞が思い出される作り方がすごく好きなので大好きなシーン

 

直接『らんまん』とは関係がないのですが、

銀杏の精虫は発見者である平瀬作五郎と池野成一郎が題材の作品。

川越高等学校演劇部による『いてふノ精蟲』

youtu.be

 

折角行ける距離なので小石川植物園の銀杏も観に行きました。

 

第23週

113話

長台詞!!!
野宮さんの授業を受けるような構図で好きなシーン。説明に熱が入るにつれ描く手が止まっていくのが可愛いらしい。

「筆使いもそのままに」はチョークを持つようにも見えるところと「筆」が写ってるのがいい

 

 

※106話が抜けています

ここで野宮さん退場と思ったので登場回をまとめました。

かつて万太郎に背を向けて「生活のためですよ」と作業を進めていた野宮さんが、

万太郎達の向き合って絵を描きながら「人物画は久しぶりで…」の一言。

絵には起こしていない場面でも万太郎との関係の変化、また野宮さん自身の「描いてみたい」という思いから植物画を描き続け、植物研究をしていたことが詰まった回、本当に綺麗な対比と退場の仕方だったなと思って…

よかったなぁ…….としみじみしてました。

 

 

 

翌週に再登場しました。

第24週

118話

朗読の回。亀田さんの朗読が演じる姿と共に観られる…

「逆らってはいけませんよ」と万太郎に忠告した野宮さんが…

 

54話で学校の窓の話をしたのですが、

徳永がドイツ留学から戻り教授となってからは部屋のレイアウトも変わり、窓の前にドイツからのお土産を飾った机を置き、外が見える位置に座ることも窓開けることはありません。

野宮さんの部屋の開いた窓から野球ボールが入り込んでくる。

そして、野宮さんは野球をしていた生徒に手渡すというシーンに大学を離れたからこそ野宮さんは窓を開けている、開けていられることの対比もみるようでした。

徳永教授もかつて田邊教授のいた大学では学生を思う大人として野宮さんと近しい人だったのに…。時代も立場も変わって行く中での作中の大学、徳永教授のあり方を変えていかなければいけない、しかし、徳永は徳永なり…が描かれていて。

 

ずっと脚本と演出と俳優がうまいドラマ…

第25週

自分も好きな絵の線をなぞるので共感と勝手に嬉しくなる仕草でした。

野宮さんが絵を指でなぞる、万太郎の絵に対峙する度に野宮さんがしていたのがとっても印象的でした。

万太郎の植物画をみる存在として野宮さんはあるようでした。

最終週

 


助けを求める手紙…

門を潜って…

背を向けながら絵を描いて…….

野宮さんがずっと同じ鞄を使っているのがなんだかとっても嬉しかったです。

2人の初めての出会いの対比構図みたいになってるー!!!と大はしゃぎ。

私は、万太郎と野宮さんの関係はなんとも不思議なものだなと観ていました。

友達というほど気心の知れた仲でも、まめに連絡を取り合うほどには気にかけてはいない。

しかし、力を貸して欲しいというときに、思い浮かぶ人としてお互い心に留めている…。

自分が絵を描くからなのか、植物画を、絵を描くという点で結びついていた2人のように感じました。

 

「君に植物画を頼まれるなんて、誉れだ」

 

この台詞に辿り着くための物語の積み重ね方に感嘆していました。

かつて野宮さんが「牧野さんと私、2人必要なのです」と田邊教授に訴えていたことを知らない万太郎が背を向け合いながら植物画を描く野宮さんの眺めて、ふっと溢れるように微笑む。

万太郎も2人で一緒に植物画を描きたいと思っていたんだろうな…と。

台詞はなくても万太郎にとって特別なことであるというのが十二分にも伝わってきます。

そして、この微笑みを野宮さんは見ていないのがまた…よくて…。

離れた場所で、各々がずっと向き合い続けた結果の再会はこれまでの2人の関わり合いの様々な思いが詰まっていて好きでした。

 

ちょっと横道「演劇博物館」

唐突なのですが、『らんまん』で大好きな場面があるので書きます。

図鑑制作を進める万太郎の若いときからの友人、堀井丈之助が翻訳したシェークスピア全集を持ってやってきます。

そして、万太郎の築き上げた標本観を感慨深そう眺め…

俺も作りたいな、演劇の博物館

どうしてと問われ、丈之介は続けます。

丈之助ー!!!

 

シェークスピアの全集の翻訳をしたいというのは丈之助が若いことから言っていたので、彼のモデルとなる人物を察することはできます。

丈之助もまた愛すべき登場人物。しかしモデルを踏まえると、どうして万太郎の物語に関わってくるのか…というのは宙ぶらりんでした。

今、ここに繋がる!?!演劇博物館!!

なんでこんなに驚くかと言えば、演劇が好きだから丈之助の台詞がやたらと胸に刺さったのがひとつ。

そして、もうひとつにこの演劇博物館は実在しているからです。

東京にある早稲田演劇博物館、通称enpaku(エンパク)。

enpaku 早稲田大学演劇博物館

また、2020年のコロナ禍に舞台芸術デジタルアーカイブ化や映像配信のための動きが活発になりました。

EPAD - アーカイブを、記憶/感覚再生装置にみたてるサイトです

その一環で、日本の舞台映像の情報検索サイトJDTAが始まり、集蔵される一部の公演映像は早稲田演劇博物館で観ることができます。

enpaku-jdta.jp

かくいう私も亀田さんの出演作を観るために訪れています。

 

記録は残そうとしないと残らないと、2020年のぽっぽアドベントのときにも書きました。
そういう気持ちがあるので、『らんまん』の植物を記録すると人生をかけた万太郎(牧野富太郎)も演劇の博物館を作ると決めた丈之介(坪内逍遥)にもわかるー!!と声をかけに行きたくなりました。

じゃあ、私なりにできる範囲で記録を残しそうと思い…亀田さんの現在観られる出演作まとめました。

いつかやろうかなと思いつつ、先延ばしにしていたのですがTwitter消えそうなので……。

今みたいにwikiIMDbもないときン十年前、私が海外の俳優に興味持ったときに日本語で作られたその俳優さんの出演作をまとめてくださってるファンサイトがあって、それにすごくすごく助けられました。
誰かが好きの気持ちからまとめてくれた記録というもののありがたみも思い出して…。

 

この記事内の後半にも簡易版(目次を参照)がありますが、ちょっと長いのでご興味ある方は別記事へ。

 

早稲田演劇博物館で販売された坪内逍遥のアクリルスタンド(販売終了)

 

最後に

野宮さん…本当に大好きなキャラクターとなりました。

 

『らんまん』を観ていた友人のお母様から野宮さんの感想を聞く機会がありました。

「奥深い人」と表していらして…!!なんと端的にとその言葉の選び方にもすごく感動しました。
「奥深い人」がまさにその通りで、人間は複雑であるというのを凄く丁寧にみせてくれていました。
俳優、亀田佳明を知ってはいるので、これが演技だというのはわかっていても、
野宮朔太郎という一人の人間の人となりと人生を感じられ、それは本当にさりげなくも力強い説得力でした。

脚本の良さがあり、その良さを俳優の演技が膨らませもし、演技の良さを演出と美術によってさらに高めつつも変に気が散ることなく見やすくしてくれていて。
このシーンのための演出というのが美しかったし、その中にいる亀田さんの演技は味わい深くとっても美しかったです。

 

また『タージマハルの衛兵』のバーブルで初めて亀田さんを観たのもあったし、

本当に強烈だったのでバーブルはバーブルとして自分の中に確固として存在しています。

演じる俳優とキャラクターが完全に別という感覚というか…なので、亀田さんってバーブルに似てるな…と思います。順番が逆なのはわかっているんですが。
野宮さんもバーブル以来久しぶりに、亀田さんが演じていることを意識しなくなったキャラクターでした。

ぽっぽアドベントに参加しなければこうしてまとめることはありませんでした。

おかげさまでしみじみと亀田さんの演技を観るのは楽しくて大好きだなを振り返るものとなりました。

NEW WORLD

『らんまん』の終わりに寄せて描いた絵

 

頑張った〜本当にがんばりました。

服も全身を描くの不得手なので、うまく描けない、自分が納得いかない状態にしかならないなら描きたくないっ!!と思いつつ、

そうやってずっと練習と完成させることから避けているから描けるようにならないんだ!!と、いぃ〜と苦しみなりながら時間をかけて描きました。

映像で観察したり、それでもわからなければ別の資料を探したり、どうやって絵に落とし込んでいるのかを確認しに他のイラストを参考にみたり…。

作業過程

 

自覚的にかなり頑張ったなーと描き終わってから…絵が…レベルアップしました……!

目に見えて劇的な変化というわけではないと思いますし、上達とも違うのですが体感として絵が描きやすくなるという経験をしました。

服を描くのと全身を描く苦手意識が薄れ、どう描いたらいいかの楽しい方に気持ちがいくようになり…。嬉しい…。

それなりの年数、絵を描いてきて意識的に練習をしてハッキリと変化を感じたことなかったので、自分の好きな線をもっと描けるようになるんだ!と自分の伸びしろにガッツポーズです。

ずっと描けるものと描きたいものの差に悩んでいたのが、なんか埋まりそう〜と楽しくいい感じに。またすぐ悩むし、まだしっぽを掴んだくらいで習得には至っていないのですが、できなかったかことができるようになるのはいくつになっても本当に嬉しい。

とにもかくにも好きなものをひたすら描いてたら、絵を描くことの新境地へ…

以上が私のNEW   WORLDでした!

 

その後に描いたお気に入りの絵と共に

好みはあれど舞台として質も高く、映像も観やすい!円盤化はされない!!

ナショナルシアターライブが映画館で観られる貴重な機会!!

チケットの買い方は映画館のチケットシステム!!

詳細は公式サイトから

www.ntlive.jp

 

亀田佳明の今後の出演予定

 

二兎社『バートタイマー・秋子』

※チケット発売中

〔東京〕東京芸術劇場シアターウエスト 1月12日(金)~2月4日(日)

二兎社公演47

ツアー情報:ツアー – 二兎社公演47

 

 

新国立劇場『デカローグ』1~10

 

デカローグ1-4(プログラムA,B交互上演) 2024年4月13日(土)~5月6日(月)

デカローグ5-6(プログラムC)      2024年5月18日(土)~6月2日(日)

デカローグ7-10(プログラムD,E交互上演)  2024年6月22日(土)~7月15(月)

デカローグ 1~10 | 新国立劇場 演劇

 

 

〔放送〕新国立劇場『尺には尺を』(202310-11月公演)

「プレミアムステージ」にて放送予定

NHK BSプレミアム4K 

2024年1月14日(日)23:20~

NHK BS

2024年1月15日(月)0:10~(日曜日深夜)

※2番組内本立てのうち前半

演劇「尺には尺を」テレビ放送のお知らせ | 新国立劇場 演劇

 

 

『ブレイキング・ザ・コード』(2023)8K定点・等身大上映

※チケット発売中

「EPAD Re LIVE THEATER inEhime~時を越える舞台映像の世界~」

2023年12月16日(土)14:00~

上映時間:2時間45分(休憩あり)

会場Great Sign ぼっちゃん劇場(愛媛県)

<開催決定!>EPAD Re LIVE THEATER in Ehime~時を越える舞台映像の世界~ - EPAD

 

 

 

現在視聴可能な亀田佳明出演作まとめ

  • 舞台映像(JDTA)

  • 購入可能な作品、戯曲等

  • 映像作品の配信先一覧

リンクなどまとめたものは、こちら。

亀田佳明の出演作まとめ - 記憶の錨

 

『らんまん』関連のweb記事等

 

  • 『らんまん』出演の話題が出ている亀田佳明氏のインタビュー

▷「しんぶん赤旗」(2023年10月16日発行)

学術・文化10月 - 「しんぶん赤旗」

▷「act guide アクトガイド」2023 Season 17

act guide[アクトガイド] 2023 Season 17 | TOKYO NEWS マガジン&ムック

 

 

 

  • 文学座映画放送部Twittre(現X)より

 

 

NHKのアカウントはドラマ終了から一定期間過ぎると削除されるので、見られる内に

  • らんまん公式Twittre(現X)より

 

 

 

  • らんまん公式Instagramより(別ショット掲載)

www.instagram.com

www.instagram.com

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www.instagram.com

 

  • www.instagram.com

    Web記事(NHK公式以外の別ショットが載っている記事のみ紹介)

明日の朝ドラ「らんまん」 期せずして同じ花と出合う田邊(要潤)と万太郎(神木隆之介)<8月17日放送> - 産経ニュース

NHK朝ドラ「らんまん」野宮朔太郎(亀田佳明)の快挙にネット感激!「大発見回!うれしい」「すばらしい植物学者の爆誕」 - イザ!

明日の朝ドラ「らんまん」 図鑑作りのために商売を始めようとする寿恵子(浜辺美波)<9月6日放送> - 産経ニュース

【明日のらんまん】第113回 野宮が長屋を訪れる|シネマトゥデイ

連続テレビ小説「らんまん」第129話。野宮朔太郎(亀田佳明・左)と万太郎(神木隆之介)(C)NHK ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

  • 波多野役の前原滉さんのTwitter(現X)

  • 前原さんのやっているYouTubeチャンネル

第140回 銭湯に行きたい! - YouTube

『らんまん』と亀田さんについて触れている回(18分ごろから)

 

 

*1:文学座の2023年3月21日のツイートhttps://x.com/bungakuza/status/1638027848937267201?s=61&t=P9l3lPLkdrW0Yo0m2aiK0g

*2:『タージマハルの衛兵』と2020年 - 記憶の錨

*3:文学座 亀田 佳明